第42回都市対抗野球大会(だい42かいとしたいこうやきゅうたいかい)は、1971年7月24日から8月3日まで後楽園球場で開かれた都市対抗野球大会である。

概要

  • 出場チームは32チーム。うち初出場は札幌市・電電北海道のみと、実力と実績を兼ね備えた強豪がひしめく激戦の本大会となった。
  • 2回戦の大阪市・電電近畿-大阪市・日本生命戦で、大会史上唯一となる無安打勝利試合が実現した。電電近畿は6回、エラーで出塁したランナーが暴投と捕逸で3塁に進み、スクイズで生還。結局この1点を電電近畿が守り抜き、1-0で勝利。第25回大会で両チーム合計1安打の試合があったが、無安打チームが勝ったのは初(なお、日本生命は4安打)。
  • 打撃戦は少なく、投手戦となる試合が多い中、姫路市・新日本製鐵広畑は山中正竹・三沢淳の2本柱がうまく機能し、接戦続きのトーナメントを制して3年ぶり2度目の優勝。また小野賞は新日鐵広畑の高卒ルーキーバッテリー、三沢淳投手と中山拓郎捕手に贈られた。小野賞が個人2人に贈られるのは史上初。

出場チーム

大会

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

決勝

  • 決勝戦(8月3日)

勝:三沢 敗:久玉
(新日鐵広畑は3年ぶり2回目の優勝)

表彰選手等

  • 橋戸賞 佐々木恭介一塁手(新日鐵広畑)
  • 久慈賞 久玉清人投手(丸善石油)
  • 小野賞 三沢淳投手、中山拓郎捕手(以上新日鐵広畑)
  • 10年連続出場表彰選手
下田鎮男外野手(松下電器)
長井征一内野手(電電近畿)
高畑武雄投手(日本生命)
  • 応援団コンクール
    • 最優秀賞 日立製作所
    • 優秀賞 三協精機、新日鐵広畑
    • 敢闘賞 盛岡鉄道管理局、丸善石油
    • 特別賞 該当なし

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