織田 信恭(おだ のぶやす)は、江戸時代後期の高家旗本。通称は主膳。官位は従四位下・侍従、大蔵大輔。
略歴
高家旗本・織田信順の子として誕生した。
文政11年(1828年)11月4日、部屋住で高家見習に召し出される。後に高家職に就く。同年12月27日、家督を相続する。文政12年(1829年)2月7日、従五位下・侍従・大蔵大輔に叙任する。後に従四位下に昇進する。
安政2年(1855年)5月7日死去。子の信任が家督を継いだ。
系譜
- 父:織田信順
- 母:不詳
- 正室:牧野貞喜娘
- 生母不明の子女
- 男子:織田信任
- 男子:織田主膳 - 出家して西浅草の宗恩寺 (台東区)の住職となったが、慶応4年(1868年)の彰義隊結成を聞き、還俗して参加した。上野戦争後は奥羽、箱館まで官軍と抗戦した。



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