ジェローム・エドワード・ブルックス(Jerome Edward Brooks、1967年3月23日 - )は、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(外野手)。
経歴
1988年のMLBドラフトでロサンゼルス・ドジャースから12巡目(全体296位)で指名されプロ入り。
1993年、はAAA級アルバカーキ・デュークスで打率3割4分を超える高成績を残し、9月にメジャー初昇格。9試合に出場し、MLB初本塁打も記録した。
1994年からはマイナーリーグ生活に戻る。この年限りでドジャースを退団。
1995年はシンシナティ・レッズと契約し、AAA級インディアナポリス・インディアンズでプレー。
1996年にフロリダ・マーリンズでメジャー再昇格。
1997年にNPBの日本ハムファイターズに入団。入団当初、同時期入団のナイジェル・ウィルソンと風貌がお互いによく似ていると話題になり、「トムとジェリー」と呼ばれていた。
1998年前半はこの年命名された「ビッグバン打線」の4番打者を務め、日本ハム前半の快進撃を支えたが、後半戦は大不振に陥り、同年のリーグ最多併殺打を記録。本塁打と打点こそ前年を上回ったものの、同年限りで解雇された。
1999年はニューヨーク・メッツ傘下AAA級ノーフォーク・タイズに所属。
2000年はメキシカンリーグ2球団と米独立リーグを渡り歩き、この年限りで現役を引退した。
MLB通算安打が4安打であり、かつ単打、二塁打、三塁打、本塁打が各1本ずつという、非常に稀有な記録の持ち主である。
詳細情報
年度別打撃成績
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:1997年4月5日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(東京ドーム)、7番・左翼手として先発出場
- 初安打:1997年4月6日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(東京ドーム)、2回裏に黒木知宏から三塁打
- 初打点:1997年4月8日、対福岡ダイエーホークス1回戦(福岡ドーム)、1回表にデビッド・ウエストから
- 初本塁打:1997年4月11日、対近鉄バファローズ1回戦(大阪ドーム)、2回表に山崎慎太郎から先制2ラン
背番号
- 64 (1993年)
- 35 (1996年)
- 9 (1997年 - 1998年)
関連項目
- ニューヨーク州出身の人物一覧
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
- 北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧#アメリカ合衆国
- 北海道日本ハムファイターズの選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 J.ブルックス - NPB.jp 日本野球機構
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