ケプラー42d(英語:Kepler-42d)とは地球から見てはくちょう座の方向に126光年離れたところにある太陽より非常に小さい赤色矮星、ケプラー42を公転している太陽系外惑星である。
特徴
物理的特徴
この惑星はトランジット法で発見されたため、半径は地球の0.57倍であると分かっているが、質量は上限しか分からない。その上限は地球の0.90倍であるが、実際はこれよりも低いと考えられている。
恒星
この惑星の主星ケプラー42はスペクトル型MのM型主系列星、つまり赤色矮星であるため、太陽よりも非常に小さい。質量は太陽の0.13倍、半径は太陽の0.17倍である。視等級は16.124であるため肉眼では見えない。
軌道
ケプラー42dは主星から0.0154 au離れた位置を公転しており、これは地球と太陽間の距離の約1.5%である。恒星と近いため温度はかなり高く、温室効果などの大気の影響を除いた時の温度(平衡温度)は450 K(177 ℃)にもなる。液体の水が存在できず、暑すぎるためハビタブルゾーンの内側である。軌道離心率は0.02であるためほとんど円軌道に近い軌道をとる。
脚注
出典
関連項目
- 太陽系外惑星
- ケプラー宇宙望遠鏡
- ケプラー42
外部リンク
- NASA Exoplanet Exploration
- The Extrasolar Planets Encyclopaedia
- Exoplanetkyoto
- Open Exoplanet Catalogue
- SIMBAD
- TEPCat
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![ケプラー35b [176279762]のイラスト素材 アフロ](https://preview.aflo.com/vMfZ9YXXutkM/aflo_176279762.jpg)

