エイモン・AF101Amon AF101)は、F1ドライバーのクリス・エイモンにより創設されたF1コンストラクター、エイモンが1974年のF1世界選手権用に製作したF1マシンである。

概要

テクノF1のマシンデザイナーだったゴードン・ファウエルが製作。フロントウイングはフロントノーズ後端に1枚のウイングが乗った形状をしている。これは、エアロダイナミクスを担当したトム・ボイスのアイデア。トーションバー・スプリングとインボード・ディスクブレーキはロータス・72を参考にしている。また、燃料タンクをコクピット後方に配置している。

3月にブランズハッチで行われるノンタイトルレースに出走する予定だったが、テスト中の事故のため欠場。その後特徴的なフロントウイングを一般的なウイングノーズに変更してスペインGPでデビュー、22周でリタイヤする。モナコGPではスポーツカーノーズを装着するなどしたが、決勝に出走したのは最初のスペインGPのみで、イタリアGPを最後に撤退。

2011年1月に行われたニュージーランドのイベントで、エイモンが1974年以来久しぶりにAF101の走行を果たした。

成績

(key)

脚注

参考資料

  • 『オートスポーツ』(三栄書房)1974年5月15日号、p57 - 59。

関連項目

  • エイモン

外部リンク

  • F1 Rejects Profile(英語)

Amon AF101 Cosworth Chassis AF1/01 2014 Monaco Historic Grand Prix

Foto Galerie Amon AF101 wie eine verkannte Konstruktion erst nach

Historic F1 Amon AF101 1974 Engine Start Up YouTube

Amon AF101 Chassis AF1/01 2010 Monaco Historic Grand Prix

Amon AF101 Cosworth Chassis AF1/01 2010 Monaco Historic Grand Prix