洪 自誠(こう じせい、生没年未詳)は、中国明代の著作家。 本名は洪応明で、「自誠」は字。号は、還初道人。万暦年間(1573年 - 1620年)の人物とされる。

著書に、儒仏道の三教を融合した随筆集『菜根譚』、仙界・仏界の古典のなかから逸事や名言を抜き出して編集した『仙仏奇蹤』四巻がある。

守屋洋によれば、詳しい経歴は不明ながら、若い頃科挙の試験に合格して官界に進んだが中途で退き、もっぱら道教と仏教の研究に勤しんだとされる。

参考文献

守屋洋『[決定版]菜根譚』PHP研究所、2007年

脚注


【世界最高の処世訓】菜根譚|洪自誠 ~あらゆる悩み、ストレスから身を守る極意書~ YouTube

洪誠破產案月中訊 東方日報

洪自誠『菜根譚』77 地之穢者多生物 YouTube

洪自誠「安きに居りて危うきを思う」ブロガーに刺さる名言 ブルーログ

洪丕正_百度百科