湯浅 修一(ゆあさ しゅういち、1929年 -? )は、日本の医学者・精神科医。群馬県生まれ。専門は精神病理学。医学博士(群馬大学・1963年)。分裂病(現・統合失調症)の予後研究で知られる。江熊要一、臺弘、中沢正夫らとともに生活臨床グループの創成期メンバー。
略歴
1929年群馬県生まれ。旧制松本高等学校理科を経て、1953年前橋医科大学(現・群馬大学)卒業。1963年医学博士(群馬大学)。赤城病院院長、群馬大学医学部講師、岸病院神経科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員、東京大学医学部講師などを経て、榛名病院常勤顧問 。
学会
- 日本精神病理学会
著書
単著
- 『精神分裂病の臨床―通院治療を中心に』医学書院、1978年8月。
共著
編著
- 臺弘との共編『続・分裂病の生活臨床』創造印刷、1987年11月。ISBN 9784881582176。
- 湯浅修一(編)『分裂病の精神病理7』東京大学出版会、1978年。ISBN 9784130610339。
- 湯浅修一(編)『分裂病の精神病理と治療2』星和書店、1989年。ISBN 9784791101900。
寄稿
- 分裂病の精神病理1(土居健郎 編)
- 分裂病の精神病理4(荻野恒一 編)
- 分裂病の精神病理5(笠原嘉 編)
- 分裂病の精神病理6(安永浩 編)
関連人物
- 臺弘
- 土居健郎
- 江熊要一
- 中井久夫 - 著書『病者と社会』(岩崎学術出版社)のなかの「精神病水準の患者治療の際にこうむること」で、湯浅との談話に言及[4]。
関連項目
- 精神医学
- 精神病理学
- 統合失調症
- 生活臨床 - 臺弘によると、生活臨床の用語として物議を醸した「色、金、名誉」は湯浅による造語である。
- 分裂病の精神病理
脚注
参考文献
- 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社 1967年)

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