八戸銀行(はちのへぎんこう)は昭和初期に青森県八戸町(現:八戸市)で設立された銀行。青森銀行の前身のひとつ。

1927年(昭和3年)、泉山銀行・八戸商業銀行・階上銀行・五戸銀行の合併により設立された。合併の背景には、大蔵省の強力な合併の働きかけがあったとされる。本店は現在の八戸市三日町に置かれ、資本金は500万円であった。1930年(昭和5年)末には世界恐慌後の不況を受け、1932年(昭和7年)まで休業を余儀無くされ、当時の市長神田重雄らが対応に追われた。その後1943年(昭和18年)10月に当行を含め県内5行が合併し、青森銀行が新たに設立される。

沿革

  • 1928年(昭和3年)5月1日:開業
  • 1930年(昭和5年)11月24日:経営状況の悪化により休業
  • 1932年(昭和7年)11月30日:再開業
  • 1943年(昭和18年)10月1日:第五十九銀行青森銀行 (明治45年設立)板柳銀行津軽銀行と合併し、青森銀行を新立

関連項目

  • 神田重雄
  • 苫米地義三(元副頭取)

参考文献

  • 『はちのへ市史研究第5号』八戸市、2007
  • 『青森銀行史』青森銀行、1968年9月。 

日本青森県八戸市・八戸大橋 写真, 大橋, 八戸

青森銀行八戸駅前支店(八戸市尻内町) エキテン

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