北九州総合病院(きたきゅうしゅうそうごうびょういん)は福岡県北九州市小倉北区にある医療機関。九州最大の規模を誇る病院グループ特定医療法人北九州病院(北九州病院グループ)が運営する病院である。
概要
福岡県災害拠点病院、臨床研修指定病院であり、北九州病院グループの中核病院として、唯一グループの中で救命救急センターが併設されている。
この救命救急センターは、北九州市東部(企救)地区における、第三次救急医療実施指定病院としての扱いを受けているため、ここに担ぎ込まれた救急患者は、症状が落ち着くと、二次救急指定の医療機関に転送(院間転送)される。これを日常的に行うことで、救急用ベッド数を確保する努力を続けている。
北九州市が陸上自衛隊城野分屯地跡で整備を進めている“ゼロ・カーボン先進街区(小倉北区東城野町)”に移転することが決まり、2014年3月10日、当時の北九州市長である北橋健治らを招いて地鎮祭を行った。2016年、新築移転した。
沿革
- 1959年(昭和34年) - 北九州病院湯川療養所を開設
- 1983年(昭和58年) - 北九州総合病院と改称
- 1995年(平成 7年) - 救命救急センターに指定
- 1997年(平成 9年) - 災害拠点病院に指定
- 2005年(平成17年) - 電子カルテ導入・稼働開始
- 2007年(平成19年) - 日本DMAT(専門災害派遣医療チーム)に指定
- 2016年(平成28年)5月1日 - 小倉南区湯川から小倉北区東城野町に移転
診療科等
電子カルテ
高額な費用がかかるため導入する病院が少ない中、医療の質と安全および患者へのサービス向上のため、2005年11月に電子カルテを導入し稼働した。
認定専門医人数
交通アクセス
- JR日豊本線 城野駅下車 徒歩約2分
- 西鉄バス「城野駅前」下車 徒歩約1分
関連医療機関
北九州病院グループ
- 北九州中央病院
- 北九州八幡東病院
- 北九州湯川病院(2021年3月、北九州総合病院跡地に増改築移転した)
- 北九州安部山公園病院
- 北九州津屋崎病院
- 北九州古賀病院
- 若杉病院
- 北九州小倉病院
主要二次救急病院
- 九州労災病院
- 国立病院機構小倉医療センター
- 小倉記念病院
- 健和会大手町病院
- 北九州市立医療センター
- 北九州市立門司病院(現在公設民営)
脚注
出典
外部リンク
- 北九州総合病院




